海賊ウォリアーガイド

ヒロイック酒場12勝を3回達成したので海賊ウォリアーについてのガイドを書こうと思います。

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海賊パッチーズの登場によりに序盤の攻撃力が一気に上がった海賊ウォリアー。仁義なきガジェッツアン以前の環境ではミッドレンジシャーマンに不利がつき、初速も不十分でしたがこのカードの影響でブラッドセイルの狂信者の起動がしやすくなったり1点飛ばせるためにトレードがかなり楽になり大幅に強化を受けた。

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基本的なマリガンだが海賊ウォリアーは武器が命。ン=ゾスの一等航海士や烈火の戦斧はマストキープになり両方ある場合は両方キープすることもあるサーフィンレーマルグルトンも基本的にはキープする。武器で盤面を取りながらミニオンを生存させて盤面から常にクロックが出せるようにするのが基本になるが、リーサルまでのプランが考えられるようであれば盤面の有利なトレードを放棄し、フェイスを詰めるプランをとる場合もあるためそこが非常に難しいデッキでもある。

このデッキはアグロデッキなのでマナをしっかり使いきれるように、マナカーブを意識したマリガンをすることが基本になる。ン=ゾスの一等航海士や烈火の戦斧が引けていれば後続のマナカーブのミニオンを残すブラッドセイルの略奪者やブラッドセイルの狂信者など強力な効果を持ったミニオンも効果発動を意識しすぎず、マナカーブが整っていれば武器を持っていなくても場に出しテンポを取ることが重要。 特に烈火の戦斧と悪辣なる海賊のコンボはマナを無視した強い展開が望めるためセットなら残す。後攻であればコイン烈火の戦斧からのブラッドセイルの略奪者によって5/3のミニオンを展開しつつパッチーズとあわせた4点までの処理が可能なため非常に強力。

基本的には押し付けて勝つことが多いため自分が強い動きができるように意識して立ち回りたい。常に勝ち筋を見据えたプレイの判断が必要で、具体的には

 

武器などで有利なトレードをして盤面を構築し盤面のクロックで押し切る

アグロやミラーやテンポデッキに対して採ることがで多いプラン具体的にはブラッドセイルの略奪者や泡を吹く狂戦士などのバリューが高いミニオンで押し切る。ブラッドセイルの狂信者は武器を強化できなくても3/3/4という優秀なスタッツで南海の船長は試合を壊すほどのパワーがある。

 

とにかくフェイスを詰める

コントロールなどを相手にするときにとるプラン、状況に応じてアグロやミラーでも採るプランだが基本的には遅いデッキに対して向こうからのトレードや処理を強要し、どんどんフェイスを詰めるこのデッキならではの戦い方である。後半は相手に処理を強要させ武器で殴る時間を稼ぐためにミニオンを雑におく場合も多い。

 

マッチアップごとの戦い方

対シャーマン 

アグロ 5分

サーフィンレーマルグルトンの基本選択

ウォーロック=ハンター>メイジ>ドルイド>プリースト>その他

精霊の爪とちんけなバッカニーアがナーフにより採用されなくなりかなり不利だったはずがかなり相性が変わったマッチアップ。

精霊の爪により序盤のヘルス1海賊を武器により処理されなくなったため、それらが簡単に返せるカードがメイルシュトロームのポータルくらいになった。そのため初手に南海の甲板員を出す裏目はかなり減ったので後続に南海の船長がコインで出せて武器が引けてない場合などにプレイしやすくなった。

特に序盤の動きであるトンネルトログ、トーテムゴーレムなどの処理が烈火の戦斧でできると試合がかなり有利にすすめられる。炎をまとう無謀のものは非常に強力で、処理をするかクロック勝負を挑むかの判断が勝敗を分けることも多々ある。基本はテンポプレイを意識し、ブラッドセイルの狂信者による武器の強化がテンポをとる上で非常に強力なので積極的に狙っていこう

アグロシャーマンはヘルス4の処理にもたつくことが多いため早いテンポで出す泡を吹く狂戦士で試合が決まる場合がある。

 

ミッドレンジ 5分~微有利

序盤にヒーローパワーなどをしてきた場合こっちが盤面を展開するチャンスなので序盤の盤面を構築し押し切ろう。AOEではこちらのボードのヘルス3~4の盤面を簡単に空にすることは難しいし泡を吹く狂戦士があるためメイルシュトロームのポータルへの圧力になることも多い。シャーマンの優秀な単体除去に負けないくらいにミニオンを展開しよう。

警戒すべきはジンユーの水話。有利なトレードや武器での処理を放棄しフェイスプランを取ったときにある程度削ってもこのカードに計算を狂わされることがある。そのため余裕があればジンユーが来ても大丈夫なくらいライフを削るか盤面でのクロックを出せるとよい。もちろん警戒しすぎてライフを詰められなければ本末転倒なので強気にプレイすることを忘れず勝ち筋を探すプレイをしよう。

 

対海賊ウォリアー(ミラー)

サーフィンレーマルグルトンの基本選択

ハンター=メイジ>ドルイド>プリースト>シャーマン=パラディン>その他

盤面を強く維持したほうが基本的には有利なマッチアップ。ただし相手が海賊ウォリアーということもあり、武器で処理しすぎないのも注意しなければならない(コルクロンに往復8点もらったりすると相手がかなりフェイスを詰めやすくなってしまう可能性があるため危険)ライフを押している場合や手札に火力を出せそうなカードが多い場合はフェイスをとるプランをとることも多い。相手がそのマナでどの程度火力が出せるのか常に意識しながら立ち回るとよい。

盤面を有利に構築できている場合はできるだけミニオンで有利トレードして武器を顔に振るなどしてライフ差をつけて行きたい。海賊ウォリアーは中盤から後半にかけて1点が簡単にでないのでヘルス1~2残しの有利トレードなどはかなり有効で武器で取ってくれる分には相手のヘルスが削れるため問題ない。

このマッチでは後半にサーフィンレーマルグルトンを引いた際に装甲強化!のヒーローパワーがどの程度大事か考えてから使おう。ライフで押されてるけど盤面は取り返しつつある場合などは装甲強化!のほうが強い場合もあり、どうしても守りたい場合に装甲強化!をしてから小回復や獣化などを探し、3点以上ヒールをすることを考える場合がある。このマッチでは武器による激しい盤面の取り合いや顔面の殴り合いが発生するので、1ターン目に出したサーフィンレーマルグルトンで命を魔力にを取るのは非常に危険。後半何か引けば勝ちといった状況で取ることはあるがこのマッチでは基本取らない。

 

対ミラクルローグ・アグロローグ 有利

サーフィンレーマルグルトンの基本選択

ハンター>ウォーロック>メイジ>ドルイドパラディン>その他

このマッチアップは挑発や回復が基本ないためフェイスへの直接火力が通しやすい。(アグロローグにアルガスの採用や怪盗紳士などからのウォリアーのクラスカードには注意が必要

序盤の動きが基本的に1マナ海賊ヒーローパワーと相手が動いてくる。それに対して序盤から強い動きができ、武器でテンポを取りながら中盤ミニオンをしっかり出せれば基本的には負けない。アルカナイトリーパーがフェイスに10点入れられたり、強化した武器をフェイスに振っていれば盤面を完全に取られても楽に勝てることが多い。

アグロローグに対しての負け筋は聖なる盾ミニオンや処理が難しい状態での冷血を使ったビートダウン。これには武器で処理した場合往復で最低でも10点のダメージを受けるためダメージレースを一気に握られることがあり非常に強力である。

 

対レノメイジ 5分

サーフィンレーマルグルトンの基本選択

ウォーロック>ハンター>ドルイド>メイジ>パラディン>その他

とにかくフェイスを詰めよう。相手のミニオンは極力武器で処理するか無視しながら顔を詰めに行ってレノを出される前に殴りきるのを目標にフェイスを詰めに行く。レノを出された後も盤面にミニオンが残っていればあきらめずに顔を詰めなおして勝てる場合がある。挑発が少ない構築が多いためあきらめずにフェイスを詰めよう。

 

レノロック 5分~有利

サーフィンレーマルグルトンの基本選択

ウォーロック>ハンター>メイジ>ドルイドパラディン>その他

とにかくフェイスを詰めよう。1ターン目出す1マナミニオンが欲しい為このマッチアップは妥協で南海の甲板員をキープすることがある。生の苦悩でしか処理されず小さいながらもパッチーズと一緒にクロックを出せるため1マナが重要。

相手側がヒーローパワーを押しづらいマッチでありレノメイジほど序盤を捌かれることはない。AOEを打たれるころにはライフがかなり減っているし、AOEがなかったらイージーウィンできることも多々ある。レノを出されたら厳しいがAOEが打たれず盤面が残っていれば勝てる可能性がある。

 

ドルイド 有利

サーフィンレーマルグルトンの基本選択

ウォーロック>ハンター>メイジ>ドルイドパラディン>その他

ドルイドウォーロックと同じく1マナミニオンが非常に重要。ドルイドはミラーで初手いきている根を展開するようなヒーローで繁茂を打たれた場合などはかなり序盤に隙が出るため南海の甲板員やン=ゾスの一等航海士を序盤に展開することで有利に立ち回ることができる。

注意すべきはなぎ払いと妖獣の激昂の存在。4マナになるとなぎ払いを来ることを見越して盤面を構築するかなぎ払いを打ちたいような盤面を形成しつつ後続をどのように展開するか考える。妖獣の激昂はアーマーに変えられた場合試合が長引いてしまい相手にチャンスを与えてしまったりこちらが攻めきれないことがあるため注意。泡を吹く狂戦士を3ターン目に出すと攻撃力に変えて撃ってくれることが多いため積極的に3ターン目に置いてプレッシャーを与えたい。

 

対ドラプリ 有利

ウォーロック>ハンター>メイジ>ドルイド>その他

武器で盤面を構築し、ミニオンのテンポを出していけば基本的に勝てるマッチアップ。1点がまったく手札から出ないヒーローなのでこのマッチでも1マナがない場合南海の甲板員をキープする。ヒロイックストライクや烈火の戦斧で序盤のミニオンを守りながら南海の船長などで試合を有利に進めていこう。

密言系のカードは強力だが、序盤に撃たれても残りマナが少なくミニオンを追加できないためそこまで困らないことが多い。ヒーローパワーが2点回復なので多少リーサルをずらされるが基本的に2点しか回復しないためそれを計算に含めて行動しよう。

 

パラディンとハンターはあまりいないため割愛

 

スタン落ち後の考察について

海賊ウォリアーはスタン落ちの影響をあまり受けず相手として強力なシャーマンからトンネルトログやトーテムゴーレム、ウォーロックからは天敵であるインプギャングのボスが消えレノジャクソンやジャスティサートゥルーハートの消失はアグロデッキの追い風と言える。サーフィンレーマルグルトンがいなくなった影響はかなり大きいがそれでもこのデッキ自体はやっていけると思う。

スタン落ちの影響でかなりコンテンツとして消えるデッキも多いが(ドラゴンデッキやレノデッキなど)大魔境ウンゴロでの新しい環境が非常に楽しみだ。